ステゴサウルスの特徴は?背中の板と尾のとげの役割をやさしく解説

背中に大きな板が並び、尾にはするどいとげがある。そんな不思議な姿で知られる恐竜がステゴサウルスです!

この記事ではステゴサウルスの大きさや特徴、背中の板と尾のとげの役割についてわかりやすくまとめます。

ステゴサウルスの基本データ

・名前の意味:「屋根のトカゲ」
・生きていた時代:ジュラ紀の後期(約1億5000万年前ごろ)
・生息地:現在の北アメリカ
・体長:約7〜9メートル(推定)
・体重:数トン(推定)
・食べ物:植物(草食)
・歩き方:4足歩行

名前の「屋根」は背中に並んだ板が屋根のように見えたことに由来するといわれています。数字は化石からの推定で資料によって幅があります。

ステゴサウルスの特徴

背中の大きな板

背中にはひし形に近い形の大きな骨の板が並んでいました。この板が何のためにあったのかは今も研究が続いていて、はっきりしていません。主な考え方は次のとおりです。

・体温の調節に役立てていた
・仲間に自分をアピールしたり、仲間を見分けたりするため
・体を大きく見せて、敵をおどすため

どれか1つではなく、いくつかの役割を兼ねていた可能性もあります。

尾のするどいとげ

尾の先には長いとげが数本ありました。肉食恐竜から身を守る武器として使われたと考えられています。ステゴサウルスのとげが刺さったような傷あとのある肉食恐竜の骨が見つかった例もあり、実際に反撃に使っていた可能性が指摘されています。ただし、どれくらいの頻度でどのように使ったのかは分かっていない点も多いです。

小さな頭と、低い位置の植物

体の大きさに比べて頭はとても小さく、首も長くはありませんでした。頭の位置が低いため地面に近いシダ類などの低い位置の植物を食べていたと考えられています。

後ろ足が長い体つき

前足より後ろ足のほうが長く、腰のあたりが高くなった体つきでした。そのため背中の板は、体の後ろのほうで特に高い位置にありました。

ステゴサウルスは、どれくらい賢かった?

ステゴサウルスは脳が小さかったといわれています。体の大きさに対してとても小さな脳だったと考えられていますが、「頭が悪かった」と決めつけることはできません。恐竜の脳の大きさや行動の複雑さは、今も研究されています。

同じ時代の恐竜たち

ステゴサウルスと同じ時代には、ほかの有名な恐竜も生きていたと考えられています。

・ブラキオサウルス:長い首の巨大な草食恐竜
・アロサウルス:大型の肉食恐竜

アロサウルスはステゴサウルスをおそう肉食恐竜の候補としてよく名前が挙がります。ブラキオサウルスについては「ブラキオサウルスとは?首の長さや特徴を解説」で紹介しています。

ステゴサウルスの仲間

ステゴサウルスは「剣竜(けんりゅう)類」というグループの代表です。背中に板やとげがある恐竜の仲間で、世界各地で化石が見つかっています。

アンキロサウルスは全身が骨の板におおわれた「鎧竜(よろいりゅう)類」で、剣竜類とは別のグループです。どちらも身を守る体のつくりを持っていますが種類は違います。

草食恐竜は、どうやって身を守った?

草食恐竜は肉食恐竜から身を守るためにいろいろな工夫をしていました。

・ステゴサウルス:背中の板と尾のとげ
・トリケラトプス:3本の角とえり状の骨
・アンキロサウルス:全身をおおう骨の板

くわしくは「肉食恐竜と草食恐竜の違いは?歯・体・代表的な種類を比較」でも紹介しています。

まとめ

・ステゴサウルスはジュラ紀の後期に北アメリカにいた4足歩行の草食恐竜
・背中の板の役割は体温調節や見せ合いなど、いくつかの説がありはっきりしていない
・尾のとげは肉食恐竜から身を守る武器だったと考えられている
・頭は小さく低い位置の植物を食べていた

恐竜の基本は「ティラノサウルスの大きさは?時代・特徴をわかりやすく解説」でも紹介しています。

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